折角カタヌキに挑んでも、すぐに割れてしまい |
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カタヌキは長期戦が常なので早めにはじめて出来る限り長く 居座ることだ!本気で稼ぎたいのなら、なるべく早く出向いて 居座れ!「7つ道具」も「居座る」ために用意した道具が殆どだ。 勿論長い間集中していては疲れるだろうし、ストレスも 溜まるだろう。そういうときは、ほかの屋台に行って気分転換 してくるのがいい。プロのカタヌキ師は、数百円の元手で金を 稼ぎ、稼いだ金で出店に出向く。そしてうまくいけば、数百円の 元手さえチャラにしてしまうのだ。 | |
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カタヌキはとにかく忍耐強さが勝負だ。 なかなか順調にいかないからといって焦っていては 失敗するばかりだ。特に初心者はたやすく成功するわけは ないのだから、とにかく慎重に作業することが肝心だ。 200円クラスの型なら、初めのうちは30分はかかるかも知れないが、 慣れてくればそのピッチも上がる。 一回でも成功すれば向上心が出てくるし、「どうすれば失敗しないか」 という事を考えるようになってくる。 回数を重ねるごとにどんどん上達してくる筈だ。 結果が目に見えて分かるというのも、カタヌキの魅力の一つ なのである。とにかく、焦ってはいけない。焦りは禁物だ。 カルシウム剤でもとってキレるのを防ごう。 「短気は損気」だ! | |
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カタヌキ屋台を営業している人間は、いわゆる雇われの身。 昔は気むずかしそうなおっちゃんばかりだったが、 最近では日雇いのバイトとしてやってくる若い男性もいる。 金を出すか出さないかは、彼らにかかっている。 要は、屋台の人間の気分次第でこちらがどのくらいの 報酬をえられるかがかわってきてしまうのだ。 だからなるべくトラブらないように仲良くしておくことだ。 運がよければ出来を多めに見てくれることもあるかもしれない。 しかしまぁ、むこうも生活がかかっているから、簡単にOKを 出したりはしない。 最近の子供には、昔に比べ鉛筆を小刀で削ることが出来ない など不器用な人間が増えているから、屋台の人間も最初の ウチは甘くしていても、何回も成功し相手がこなれていると わかると段々評価が厳しくなる。 たとえばこんなワナを仕掛けてくる。 うまく型を削り終わり、揚々として君がその「作品」を彼らに 提出したとしよう。「こいつ、慣れてるな」と気付くと彼らは やたらとなんくせを付け始める。「ここがまだギザギザだよ」だとか 大体が「綺麗に仕上がってない」という理由で容易にOKを出 さなくなるのである。そして何回も手を加えているウチに、折角 苦心して削りだした君の「型」は見事に割れてしまうわけだ。 そういうときは、「7つ道具」でもふれた神器の一つ、「爪ヤスリ」を 効果的に使おう! 「きみ、随分うまいねぇ」 などと多少訝るような目つきで皮肉をいわれても、 照れ笑いでも何でもしてごまかすことだ。 | |
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