カタヌキの極意!
カタヌキは、集中力と器用さが勝負の遊びである。
そして、焦りは禁物である。
時には重要な決断と、一瞬に賭ける度胸も必要である。
そして成功のあとには、確実な報酬がある。
最もスリリングかつエキサイティングな縁日における遊び、
それはカタヌキ!!
人間の精神を最も集中させるカタヌキの環境
できれば日頃よりカタヌキの板菓子を入手し、 本番(縁日)に備えて予行練習を行っておくのがよいのだが、 自宅でカタヌキをやるとなると 不思議にうまくいかないものである。 同じカタヌキであるのに、それは何故なのか? それはやはりあの低いベニヤ板の作業台で 身を縮めてコツコツとやること、 そして同じように最大限に精神を集中させて 黙々と板菓子を削っている者達と身を押し合い、 狭いスペースで作業するということなどもさることながら、 湿度の高い真夏の炎天下、もしくは熱帯夜であるにも関わらず 冷房の一切利かない屋外で行われる競技 であることがあげられよう。 日常で練習するためのカタヌキの入手方法はいろいろあるが、 駄菓子屋や駄菓子の卸売り店に出向くと売っていることが多い。 ただ最近では「駄菓子屋」自体が激減しているので 私は新宿アルタ内地下の駄菓子店で入手している。 |
カタヌキQ&A ここでは、カタヌキに関する疑問を上げてみよう。 |
Q.カタヌキは食べられるの?食べられないの? |
A.食べられないことはありません。しかし、カタヌキ「菓子」という名称で呼ばれているものの、本来食べるのが目的で造られているのではないのであまり美味しくないのは事実です。原材料は精糖らしいです(参考:カタヌキ会社ハシモトさん)が、勿論糖度は低いです。糖度が高いとカタヌキを削る時に手がベタベタになるからだと思います。 そして、現在食べられる事は殆どありません。 近年の子供達がカタヌキ菓子を食べない理由の多くは、きっと味と、衛生面からではないでしょうか。カタヌキ菓子を食べなくともお菓子は自由に手にはいるし、昔に比べ駄菓子屋の数は急激に減り、賞味期限が普通に過ぎている菓子や、包装されていない菓子を食べるという習慣が減りました。カタヌキ菓子は、誰に言われるともなく食べられる事は無くなっていったのでしょう。 |
皆さんのカタヌキに関する疑問、お待ちしています。 |
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